企業の技術力、革新性、規模を評価する S&P Globalの2024年エネルギー貯蔵システムインテグレーターランキングにおいて 中国、英国、オーストラリアの3地域でのTOP10に選出
2024.12.02

世界有数のエネルギー貯蔵製品・ソリューションプロバイダーであるトリナ・ストレージは、S&P Global Commodity Insightsが発表した最新の「2024年エネルギー貯蔵システムインテグレーターランキング」において、中国、英国、オーストラリアの3地域でTOP10にランクインしました。同ランキングは、各市場で契約済みおよび設置済みプロジェクトの累計容量を基に評価され、同社がグローバル市場で培った卓越した技術力と競争力を示すものです。

S&P Global Commodity Insightsは、エネルギーや商品市場に関するデータ、分析、情報を提供する大手グローバル分析企業です。エネルギー、石油、天然ガス、電力、化学品、金属、農産物、海運といった多岐にわたる分野を網羅しています。特にエネルギー貯蔵システムや再生可能エネルギー関連業界の市場動向分析で定評があり、業界内で高い評価を得ています。同機関の最新の予測では、2024年には中国の累計エネルギー貯蔵容量が世界全体の50%以上を占めると見込まれています。

中国において、トリナ・ストレージは、卓越した研究開発力とソリューション能力を背景に、市場のリーダーとしての地位を確立しています。また、海外市場のニーズを的確に把握し、英国やオーストラリアにおいても着実に成果を上げています。2024年第3四半期までに、同社の累計納品容量は、7.5GWhを超え、そのうち1GWh以上が英国市場で達成されています。この実績は、同社の顧客対応力や市場での信頼性の証です。

同社の各国における取り組み

  • 英国     :Eku     Energyとの提携により、Maldon BESSプロジェクトが稼働開始。

  • 米国     :Lightshift     Energyとの協力で、マサチューセッツ州における4つの電力網規模エネルギー貯蔵システムを納品・調整完了。

  • ドイツ  :Aquilaと連携し、シュレースヴィヒ・ホルシュタイン州において100MWh規模のプロジェクトを開始。

  • イタリア:Torre di     Pierri独立型エネルギー貯蔵プロジェクトが2023年末に稼働開始。

  • 中国      :新世代の5MWhエネルギー貯蔵システムを採用した累計出荷容量が1GWhを突破し、高地、沿岸、砂漠、雪原など多様な環境で展開。

トリナ・ストレージは、電池セルからエネルギー貯蔵システム(DCコンテナ、AC側システム)までを一貫して開発・製造・提供できる能力を持っています。また、プロジェクトの企画から設計、設置、運用、メンテナンスに至るまで、幅広いサポート体制を構築し、総合的なサービスを提供しています。

今後も「発電+蓄電」の強みを活かし、蓄電技術を多様なシナリオに応用することで、持続可能なゼロカーボン社会の実現に向けて貢献してまいります。