セムコープ・テンゲ水上設置太陽光発電所 シンガポール
シンガポール
発電事業用シンガポールは、世界最大級の水上設置の太陽光発電所を建設しました。発電所は、同国国内の17の貯水池の1つであるテンゲ貯水池に設置されています。
シンガポールの国家水資源機構である公益事業庁(PUB)は、この太陽光発電所建設に先立ち、2016年にテンゲ貯水池に1MWp(メガワットピーク)のテストベッドを立ち上げ、水上設置の太陽光発電所が環境に与える影響を調査しました。その結果、貯水池の水質や生物多様性に観測可能な影響は及ぼさないことがわかりました。
また、モジュールの性能、品質、信頼性についても徹底的に試験が行われました。水上に設置されたモジュールは、水面の冷却効果により温度の上昇に起因する発電量の低下を抑え、効率的に発電します。