頴上(えいじょう)水上メガソーラー

頴上(えいじょう)水上メガソーラー

中国、安徽省

発電事業用

中国安徽省阜陽(ふよう Fuyang)市の古都「頴上(えいじょう Yingshang)」の水上設置型プロジェクトは、総額9億1500万人民元を投じて、劉庄(Liuzhuang)鉱山の地盤沈下によって水没した炭鉱跡地の4700ヘクタール以上におよぶ水域を最大限に活用して建設されました。

この水上PV発電所には、130MWの太陽光パネルの水上フローティングシステム、110kVのブースターステーション、および23kmの長さの110kV送電線が設置されています。

トリナ・ソーラーの40万枚以上の両面ガラスモジュールがこのプロジェクトに採用され、そのうちの34,000枚はPERC技術を採用した高効率の単結晶モジュールです。 

このプロジェクトは、年間平均稼働時間1,035.7時間、25年で総発電量30億4000万kWhを見込んでいます。このプロジェクトは、2017年2月23日に阜陽開発改革委員会の認可を受け、6月15日に建設を開始しました。3ヶ月の短期間で送電線とブースターステーションの設置を完成させ、既に連係を終えています。

130MWの頴上フローティングプロジェクトは、炭鉱の地盤沈下の跡地の水面を十分に活用しています。このプロジェクトは、地域にクリーンな電力を供給するだけでなく、電力供給における再生可能エネルギーの割合を増やし、また、使い道のなかった陥没地を再生利用しながら、鉱山の地盤沈下によって土地を失った地域の人々の収入を増やすといった包括的な対策となります。一方で、石炭支配都市の産業構造の調整を促し、政府の収入を強固なものとし、PV関連産業の発展を促進しています。