水上ソーラーのメリットは? 高い耐水性能を持つ両面ガラスモジュールで太陽光発電を成功に導く

水上ソーラー(水上設置型太陽光発電設備)は、地上設置と異なり、土地を造成する必要がない。そのため工期は短くて済み、導入コストは抑えられる。また、水上には日陰が少ないので、発電ロスもほとんどなく、高い収益性を期待することができる。さらに、水面の冷却効果により、パネル温度の上昇に起因する発電量の低下を抑制することができる。

このように様々なメリットをもつ水上ソーラーだが、これまではノウハウをもつメーカー・EPCが少なく、導入件数は必ずしも多くなかった。しかし、太陽光発電所の適地が、陸上ではなかなか見つけられなくなり、いま改めて水上ソーラーへの関心が高まっている。日本には、ため池が約20万ヵ所もあり、水上ソーラーの伸びしろは十分だ。

水上ソーラーにおいては、太陽電池モジュールにも極めて高い耐水性能が求められる。モジュールの両面をガラスで覆った、完全密閉型の両面ガラスモジュールが望まれるところだ。

二層の倍強度ガラス構造を採用したトリナ・ソーラーの両面ガラスモジュール「DUOMAX」シリーズ※1は、セルEVAを両面からサンドイッチのように挟み込んで真空パックした“完全密閉構造”であるため、水蒸気や酸、アルカリへの耐性が極めて高い。ハーフカットセルとによって発電性能にもすぐれており、水上ソーラーにうってつけだ。

MBB(マルチバスバー)タイプの「Duomax M Plus」※1であれば、エネルギー効率が向上し、面積あたりの発電量はより高められる。水面の反射光も発電に活かす両面発電モジュール「DUOMAX twin」を採用すれば、裏面での発電によって、さらに高い発電量を見込むことができる。

また、トリナ・ソーラーでは、モジュールだけでなくフロートシステム、さらには設計アドバイスまでパッケージにした「TrinaPro水上設置用ソリューション」※2も用意している。業界トップのモジュールと軽量で施工性に優れたフロートシステムを統合し、世界各地で磨き上げたノウハウとともに提供。水上という特殊な環境での発電事業を成功に導く、トリナ・ソーラーならではのソリューションだ。

トリナ・ソーラーは2018年10月、欧州最大の水上メガソーラーに、「DUOMAX」シリーズの両面ガラスPERC単結晶モジュール4万6000枚以上(17MW)を供給した。同システムはフランスの入札によって選ばれたものであり、トリナ・ソーラー製モジュールの品質と競争力の高さが実証された格好だ。

日本における新たな適地ともいえる水上に太陽光発電所を建設する際、トリナのモジュールとソリューションが、事業を成功に導く強力なパートナーとなることは間違いないだろう。

 


世界各地で1GW以上使用されている両面ガラスモジュール「DUOMAX」シリーズとフロート式架台をシステム化した水上設置用ソリューション※2

 


トリナ・ソーラーのモジュールが採用された、フランスにある欧州最大の水上メガソーラー

※1 : 2021年11月現在、トリナ・ソーラーがご提供する両面ガラスモジュールは、DUOMAX Twin TSM-DEG17MC.20(II)およびVertexシリーズの両面発電モジュールとなります。詳しくは、こちらをご確認ください。  

※2 : 水上設置ソリューションについては、こちらよりお問合せください。            


これからの時代は企業として省エネ、創エネ、畜エネへの取り組みが求められます。グローバルのトップ企業トリナ・ソーラーの高品質で高パフォーマンスの製品の中から最適なパネルをお選びください。

     

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